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Waiting Underground.

Note

いつまでも

 

『ある朝、国境の長いトンネルを抜けると、

雪国で毒虫になったメロスは激怒した。』

 
 

事実(現実)は小説より奇なり とはよく言ったものですが、

私はここ最近、

…いや人生を通しても平凡な時間を

過ごしていると思います。

明日が保証されない身分になってから

少しばかり経ちましたが、

至って凡人道に勤しむ毎日です。

吾輩は猫で、もなくただの阿部である。

面白い空想や自叙伝などは書けそうにないです。

 

現状は少しばかり運が良く、

英語が通じない国の田舎に一人で行っても、

値上がりする仕入代や税金等に日々追われても、

身体と頭さえ健康なら日常の範囲はなんとかなる、

いや、なんとかする。と心持てる環境、

とりわけスタッフには恵まれた気がします。

私はまだ成していないし、狙ってもおりません。

服に限らず何某の最前線で活躍し続ける方、

何十年も経営を続けている方、

そしてストレス抱えながらも

ちゃんと仕事に勤める皆様、その全員に対して

尊敬の念があります。年々に増して思います。

本当に凄いことですよ。

私も食らいつこう と素直に思う次第であります。

 

そう、

Instagram上では暫く告知してまいりましたが、

自分達がこの小さな世界で食らいつく為の

モチベーションを上げるために、

手段の一つとして地下店頭が生まれ変わります。

勿論お客様により良い空間で商品を

楽しんでいただくためでもあります。

しかし語弊を恐れずに申し上げれば、

物事の順番は私達の自己満足が先立ちます。

その自己満足がお客様から自分達が

必要とされる部分の根幹であり、

そんな不思議な仕事にもかかわらず

善しと見てくださる方々に対して

ホスピタリティーは自発的に芽生えるのだと思いますし、

バランスが崩れたら 叱責 ないしは 相手にされない まで。

とっても危うい構造でありながら、

構造の理解無くしてこの仕事は続かない気がします。

完璧なんて出来ない、

100%の満足はきっと永遠に無い、

そんな現実はとっくに理解しているけれど

折角この仕事をわざわざ選んでいる(選んでしまった)ので、

出来る限り楽しく、

そして人から必要とされる仕事となるよう

凡人なりに努力をしないといけませんね。

先日久しぶりに店頭に立った時、本当に楽しかったなぁ。

 

カジュアル洋品店モンク の新装開店まで、あと5日…

MONKロゴがダイエットした事にもお気付きでしょうか?

店頭は昨日までに内装の天井と壁が完成しており、

今日は新しい看板が手元に届いて、

造作の什器は加工・設置中です。

このページを捲るようなワクワク…

大変勝手ながら お先に失礼いたします。

 

阿部

 

late90s LEXON “ZORO” (Not for sale)

 

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